中部電力の評判やメリットとは?CMは豪華なのに料金は・・

中部電力の評判やメリットとは?CMは豪華なのに料金は・・

中部電力はとにかく勢いを感じます。

ホームページを開くと、女優の真矢みきさんとお笑い芸人の友近さんの写真が現れます。大手電力は何かと風当たりが強いので地味な広告が多いのですが、中部電力だけは例外のようです。人気タレントたちがストーリー性のあるテレビコマーシャルを展開し、まるで携帯電話会社のような華やかさです。

これだけの人気タレントさんをイメージキャラクターに採用するなんて、よほど羽振りがいいのでしょう。実際、中部電力は強気の経営方針を示していて「経常利益を2倍に増やす」と宣言しています。儲かっているということは、電気料金の値下げが期待されるところですが…

まずは中部電力がどのような電力会社なのか見ていきましょう。

中電エリアじゃない方は下記ページよりお住まいのエリアにお進みください。

≫各エリアごとの大手電力会社

中部電力とは?

中部電力株式会社は、名古屋市に本社を置く、資本金約4,300億円、従業員数約17,000人の巨大企業です。

電気事業やガス事業などのエネルギー事業を中心に、海外コンサルティングや投資、不動産、ITなど幅広いビジネスを展開しています。

中部電力の電力供給エリア

エリア
  • 愛知県
  • 静岡県
  • 長野県
  • 岐阜県
  • 三重県

発電所は、原子力1カ所(浜岡原発、静岡県御前崎市)、火力10カ所、水力196カ所、新エネルギー4カ所となっていて、発電能力は計約3,300万kWとなっています。

販売電力量の推移は次の通りです。

  • 2014年1,241億kWh
  • 2015年1,220億kWh
  • 2016年1,218億kWh

2年連続で前年を下回っています。「絶好調」というわけではなさそうですね。

具体的な業績や実績

中部電力の売上高と純利益の推移は次の通りです。

売上高 純利益
2014年 3兆1,036億円 834億円
2015年 2兆8,540億円 2,542億円
2016年 2兆6,035億円 1,522億円

とんでもない規模なのは分かりますが、2年連続で減収となっているうえに純利益の変動もかなり大きい状況です。中部電力によると、変動が激しい要因を以下のように考えているようです。

ネガティブ要因

  • 他事業者への切り替えの影響があった
  • 浜岡原発が停止している
  • 水力発電の出水率が下回った
  • 燃料費調達額が減ったことで売上も減った

ポジティブ要因

  • 首都圏への電力販売が拡大している
  • 冬場の暖房需要が増えている
  • 自動車企業、半導体企業への販売が伸びている
  • 火力発電の生産が好調
  • 燃料価格が減少し、出費が抑えられた

中部電力の電気料金プラン

中部電力の電気料金プラン

中部電力の家庭向けの料金プランは、大きく分けて次の3種類あります。

  • 使用料が少ない家庭向け(A)
  • 一般家庭向け(B)
  • 使用料が多い家庭向け(C)

それぞれの単価は次の通りです。

~120kWh 120kWh~ 300kWh~
プランA 20.68円 25.08円 27.97円
プランB 20.68円 25.08円 27.97円
プランC 21.18円 25.08円 26.57円

AとBの単価はまったく同じで、違いは基本料金だけです。またCは、電気を多く使えば料金は安くなりますが、「~120kWh」の単価が上がってしまっています。少々残念な料金設定といえるでしょう。

たくさん使う人はLooopのほうがよさそう

中部電力の「使用料が少ない家庭向け(A)」と新電力Looopでんき(中部電力エリア)を比較してみましょう。

Looopは基本料金0円なのでおトク感がありますが、300kWhまでの単価は中部電力のほうが安いのですが、300kWh超ではLooopのほうが全然おトクですね。

中部電力 Looop
基本料金 10A 280.80円 0円
15A 421.20円 0円
20A 561.60円 0円
30A 842.40円 0円
従量料金 ~120kWh 20.68円 26円
120kWh~ 25.08円 26円
300kWh~ 27.97円 26円

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HTBエナジーのほうが安い

中部電力の「使用料が少ない家庭向け(A)」と新電力HTBエナジー(中部電力エリア)との比較は以下の通りです。すべての項目でHTBエナジーのほうがおトクですね。

中部電力 HTBエナジー
本料金 30A 842.40円 800.28円
従量料金 ~120kWh 20.68円 19.65円
120kWh~ 25.08円 23.83円
300kWh~ 27.97円 26.58円

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ハルエネでんきも安い

中部電力の「一般家庭向け(B)」と新電力ハルエネでんき(中部電力エリア、ホームライトプランL)との比較は以下の通りです。

すべての項目で同額またはハルエネでんきのほうが安いですね。

中部電力 ハルエネでんき

(中部電力エリア、

ホームライトプランL)

基本料金 30A 842.40円 800.28円
40A 1,123.20円 1,067.04円
50A 1,404.00円 1,333.80円
60A 1,684.80円 1,600.56円
従量料金 ~120kWh 20.68円 20.68円
120kWh~ 25.08円 25.08円
300kWh~ 27.97円 27.97円

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中部電力のメリット

中部電力の電気を使うメリットは、歴史と実績に裏付けされた安心感でしょう。

安定供給への信頼感

中部電力の電力供給エリアにはトヨタやホンダなど、日本を代表する製造業が多数存在します。そのため、このエリアの電力供給が停止すると、日本経済が停滞してしまいます。

そのような重責を担っている中部電力は、ソフトパワー(現場力)と設備インフラ(ハードパワー)の2つに多額の投資を行っています。

もちろん一般家庭にとっても、安定供給はとても大切です。これが中部電力の電気を使う最大のメリットといえるでしょう。

停電しにくい

中部電力の「1軒あたりの年間故障停電時間」は、確実に減少しています。

2013年は13分、2014年は18分でしたが、2015年は4分、2016年は5分と3分の1程度にまで短縮することに成功しています。

中部電力の安定供給の力が、きちんと数字に表れています。

中部電力のデメリット

中部電力の電気を使うデメリットは、それほど安くないという点に尽きます。

新電力に負けている様子はさきほどみた通りですが、料金プランの立て方にも「?」がつきます。

たくさん使うと割高になる

中部電力の家庭用の電気料金は、電気をたくさん使えば使うほど割高になります。

10A契約でも、60A契約でも、1kWh当たりの単価は変わりません。たくさん使う契約をしても単価が同じというのは「損している感覚」になりますよね。

さらに10Aの基本料金は月280.80円ですが、60Aの基本料金は1,684.80円となり、「明らかに損」することになります。

おトクプランがたくさんありすぎて複雑

中部電力のおトクプランには、さらに2つの欠点があります。

  • プランが多すぎる
  • その割にあまり違いがない

中部電力のおトクプランには、「ポイントプラン」「おとくプラン」「とくとくプラン」「暮らしサポートプラン」「スマートライフプラン」「カテエネプラン(東京電力エリアのみ)」の6種類もあるのです。

これだけあると、自分の家庭にはどのプランが適していて、ほかのプランとどう違うのかを確認するだけで疲れてしまいます。

しかも、2年契約で「おとくプラン」に入った場合、カテエネ会員になると月額150円を割り引いてもらえますが、カテエネ非会員でも月100円の割引です。

率直な感想は「この程度の割引額であるならばプランに加入する手続きのほうが面倒」だと感じます。

消費者を複雑な気持ちにさせる

さらに「とくとくプラン」の場合、使用量が300kWh超になると単価が1.4円/kWh引き下がるのですが、120kWh以下の使用料の単価は0.5円/kWh引き上がるのです。

もしある月の使用料が300kWhを下回ってしまったら、「とくとくプランに入ったことで損をする」ということになるのです。

消費者としてはとても複雑な気持ちにさせます。あまり気分がよいものではないないですよね。

中部電力の口コミ・評判

中部電力の口コミ・評判を紹介します。あまり良い評価はありませんでした。

中部電力といえばカーリングチームが有名なのですが、ツイッターで「#中部電力」を調べると、その話題がほとんどを占めていました。

ここでは料金やカスタマーサービスについての投稿を紹介します。

電気料金があまり安くない?

電気料金に満足しているという投稿は見つかりませんでした。

節電への取り組みに熱心な利用者が多く感じましたが、中部電力から値上げのお知らせにガッカリしているようでした。業績が好調なら上げなきゃいいのに…と思ってしまうのは私だけでしょうか?

カスタマーの対応悪すぎ

中部電力の顧客対応は評判がよくないようで酷評が目立ちました。

まぁ、これだけ利用者を抱えている電力会社なので仕方ない部分もありますが、いくら顧客囲いのためとは迷惑がられる営業はいけませんね。大手だからこそ模範を示してほしいものです。

中部電力の名を語る迷惑電話

これは中部電力が悪いわけではなく、むしろ中部電力も被害者ではあるのですが、消費者は対策を求めています。公式ページでも注意喚起しているので、同様の電話があった際は気を付けるように。

≫機械音声による不審電話について(公式)

まとめ

大きな企業はそれだけで安心感があります。中部電力も巨大企業なので、安心といえば安心です。

しかし、これだけ家計をひっぱくしてくると、消費者は「電気料金が安くならないだろうか」と強く感じるようになります。消費者はとにかく安い電気を求めていますが、現在のところ中部電力エリアの電気代は下がらなそうですね…。

ただ、電力自由化によって安い電気を買えるようになりました。当サイトでも数多くの新電力情報を発信しているので、時間がある方は是非参考にされてください。

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