ハルエネでんきのメリット・デメリットだけは知らなきゃ損!

ハルエネでんきのメリット・デメリットだけは知らなきゃ損!

店舗や事務所の電気代をコストカットしてくれるハルエネでんき。一般家庭より使用量が多いことで、年間10万円以上の削減ができるところも多いようです。

しかし、ハルエネでんきのように法人(みなし法人)向けに電力供給してくれる新電力は非常に少なく、メリット・デメリットの比較はそこまで出来ません。店舗ではないですが、以下のように電力会社を変えて高くなった人も…

コスト削減するために切り替えたのに高くなったら最悪ですよね。ただ、申込み前にハルエネでんきの良いところ、悪いところを知っておけば、トラブルを未然に防ぐことができます。

東京電力から切り替える時に尋常じゃないほど調べたので、皆に知っておいてほしいことを全て記載しておきます。

ハルエネでんきのデメリット

最後にデメリットを聞いてしまうと申込みする気持ちが薄れてしまうと思うので、悪いことは先に説明しちゃいます。

電力使用量が少ないと安くならない

ハルエネでんきの電気料金はお得なのか?地域別に比較・検証してみた

上記の記事で各エリアの電気料金を説明していますが、普段使っている電気というのは1段階~3段階の単価が設定されており、使用料によって損得が生じるようになってます。例として、東京電力とハルエネでんきの料金プランを載せておきます。

東京電力 ハルエネでんき
1段階 19.52円 19.52円
2段階 26.00円 26.00円
3段階 30.02円 28.52円(5%OFF)
基本料金
30A 842.4円
40A 1123.2円
50A 1404.0円
60A 1684.8円

他のエリアでも削減率が多少違うだけで同様のプランとなります。

1段階、2段階の料金は一般電気事業者(東電・関電など)と変わらない設定となっており、3段階(300kwh~)から5%の安い単価が適用されます。その為、電気をあまり使っていない店舗や事務所だとハルエネでんきに変えるメリットは少ないので、基本料金が安くなっている新電力を選んだ方が良いでしょう。

ちなみに、私の事務所では1万円ぐらいから3段階に到達しているようです。

契約時に事務手数料が掛かる

初回の事務手数料として、3,780円(税込)を初回請求月にご請求をさせていただきます。

出典:ハルエネでんきHP

ハルエネでんきに申込みをし、本契約となった場合は「事務手数料」が初回のみ掛かります。意外に見落としがちな費用なので、はじめに請求されるのは頭の片隅に入れておきましょう。

短期契約だと違約金が掛かる

一部のプランを除き3年の自動更新契約となります。スマホと同じような契約で、更新月に解約しないと9,800円の違約金を請求されてしまいます。

更新月:供給開始月(供給契約が更新された場合には、更新された月)から起算して36ヵ月目とその翌月

一応、公式サイトでは上記のように説明していますが、店舗や事務所の解約を更新月に合わせてすることなんて多分無理だと思います。法人や個人事業主に販売しているのに、なぜこの契約内容にしたのか?この点だけは改善してほしいですね…。

といったことを申込時に伝えたところ、上記で説明した「事務手数料」を含め、キャッシュバックというかたちで実質負担0円にしてくれました!

以下の記事で「お得な申込み方法」について説明しているので、少しでもお得な申込みをしたい方は参考にしてください。

ハルエネでんきの評判や口コミまとめ!辛口評価だけは絶対に見逃すな

ハルエネでんきのメリット

ハルエネでんきのデメリットを把握してもらったところで、切り替え後にどのようなメリットがあるのか紹介していこうと思います。

条件さえ合えば必ず安くすることができるので、あなたのライフスタイルと照らし合わせて確認されてください。年間10万円以上コストカットできたケースもあるようなので、知らなきゃ損しますよ!

コスト削減に特化したシンプルな料金プラン

コスト削減に特化したシンプルな料金プラン出典:料金シュミレーション

敢えて新電力名は伏せますが、通信系やガスなどの新電力は「セット割」ありきの料金プランになっており、他のサービスも合わせて利用することでメリットの幅に違いを持たせています。

正直、面倒な手続きをしてまで電気代を安くしなくても・・と考えてしまう方が多いのではないでしょうか?

ハルエネでんきはそのような他サービスの利用状況によって差別することなく、単純に電気のみ契約すれば5%ほどのコスト削減を実現できるシンプルな新電力なのです。

面倒に感じない方ならいろいろ比較して選ぶのも良いですが、とりあえず電気代が安くなれば良い!という方にはおすすめです!

電気代3万円以上なら必ずコスト削減できる

電気代3万円以上なら必ずコスト削減できる

冒頭で説明した通り、ハルエネでんきは一般家庭ではなく「店舗・事務所」などをメインターゲットにしており、電気代が3万円以上の事業者でなければ申込みを勧めない注意書きがあります。

ハルエネでんきは、電気代の平均使用額が3万円以上のお客様に特にメリットを感じていただける商品となっております。お客様がどのくらいお得になる可能性があるかは、HPのシミュレーションにてご確認いただく事を推奨しております。

出典:ハルエネでんきHP「お申込みについて」

販売代理店さんに聞いた話ですが、基準となる3万円というのはかなりユーザー視点に立った数字らしく、実際には2万円以下でも全然安くなるそうです。

電気代が安くても損することはない

電気代が安くても損することはない

「安くなるのは当たり前のことなんじゃないの?」

わざわざ電力会社を切り替える訳ですからこのように感じる方も多いでしょう。しかし、新電力によっては逆に高くなってしまうなど損することもあります。そうなってしまう原因は様々で…

  • 再生可能エネルギーを供給
  • 1段階または2段階の単価が高い
  • これまでと料金体系が全く違う etc

一概に原因を特定することはできませんが、切り替え後に電気代が高くなってしまうのは「料金プラン」にあると思われます。例えば、3段階(300kwh~)は安くても1段階・2段階は大手電力会社より高かったり、そもそも料金プランが特殊な新電力もあります。

ハルエネでんきの場合、1段階・2段階の電力量料金はこれまでと同単価、それ以外の料金体系もほぼ同じ仕組みを採用しています。とりあえず安くすることに特化した新電力なので、これまで契約していた電力会社より高くなることはありません。

キャッシュバックなどのキャンペーンが手厚い

キャッシュバックなどのキャンペーンが手厚い

ハルエネでんきのメリットといえばやはりキャッシュバックの手厚さです!私が切り替えを決断したのもこの部分が大きく、検討していた他の新電力では基本的に特典は皆無でした。しかし、なぜこんなにも手厚いキャンペーンがあるのか?

その理由は、ハルエネでんきが他の新電力より薄利で商売しているからでしょう。最終的に我々消費者が得するよう、代理店の販売手数料が手厚いはずです。

ただ、全ての代理店がキャッシュバックを実施している訳じゃありません。いろいろと電話しましたが、実施しているのは30%ぐらいだった気がします。特典が何もない代理店はなるべく避けましょうw

まとめ

ハルエネでんきは、店舗・事務所の電力会社を変えようとしている方には是非おすすめしたい新電力となります。事務手数料や違約金などのデメリットはありますが、その分をキャッシュバックしてもらえる裏ワザも使えますしね。

安さだけで見れば1番ではないかもしれませんが、シンプルかつ5%のコスト削減できるところは数えるほどしかありません。契約して想定通りの安さは実現できていますし、電気の供給も従来通りです。

ハルエネでんきに関連する記事は他にも書いているので、検討している方はサイトを徘徊してもらって確認されてください。

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