東京電力の電気料金ってどうなの?口コミや評判まとめてみた

東京電力の電気料金ってどうなの?口コミや評判

電力自由化がはじまった最も影響を受けているのは「東京電力」ではないでしょうか?これまでは独占状態だった関東エリアで約3,000万の契約を保有し、6兆円もの売上高を軽々と計上していました。

しかし、東京ガスLooopでんきなど東電より安い新電力が登場したことで、東京電力エリア内で他の電力会社に切り替えた割合は16%以上だそうです。(マイナビニュースより)

ただ、ほぼ確実に切り替えれば安くなるのに、なぜ東京電力を使い続けている人が多いのか?もしかして電力自由化に合わせて料金を安くしたのか?

関東にお住まいの方には最も気になる電力会社だと思うので、電気料金やプランを比較・検証してみました。また、新電力に切り替えた人たちのリアルな口コミも紹介しておきます。

東電エリアじゃない方は下記ページよりお住まいのエリアにお進みください。

≫各エリアごとの大手電力会社

東京電力の新しい料金プラン

東京電力は、電力自由化に合わせて「新しい料金プラン」をはじめました。周知されている情報ではないので、東電利用者であっても知らない人が多いはずです。切り替えはしなくてもプラン変更で安くすることはできるので、知っていて損することはないと思います。

使い方によって選べるプラン

東京電力 使い方によって選べるプラン

現在、東京電力は以下の料金プランを用意しています。

プラン名 特徴
スタンダード これまで同様、時間帯を気にせず使いたい家庭向け
プレミアム 家族が多い、ペットを飼っているなど電気代を平均以上に使う家庭向け
スマートライフ オール電化住宅向け
夜トク 夜間の電気使用量が多く、日中はあまり家にいない家庭向け

電気の使い方によって上記4つからプランを選ぶことができます。それぞれの料金を紹介するのはちょっと面倒なので、最も多くの世帯が利用しているスタンダードプランのみ載せておきます。

一応、安いことで話題になっている「Looopでんき」と比較してみました。

東京電力 Looopでんき
基本料金 30A 842.40円 0円
40A 1123.20円 0円
50A 1404.00円 0円
60A 1684.80円 0円
電力量料金 ~120kWh 19.52円 26円
~300kWh 25.98円 26円
300kWh~ 30.02円 26円

「基本料金0円」のLooopでんきと比較してみましたが、あなたならどちらの電力会社を選びますか?電力使用量が少ない家庭を除き、間違いなくLooopでんきの方が安い電気代となるはずです。

電力自由化によって生まれた「新しい料金プラン」なのに、そこまでメリットが多くないのは一目瞭然です。全くメリットを感じることができず、「企業への信頼度で何とかなるだろう」と安心しきっているのかもしれません。

「とくとくガスプラン」や「電気+ガス」のセット割

2017年4月に施行された「ガス小売り自由化」により、東京電力も都市ガスの販売を開始しました。顧客を一番奪っていった東京ガスに反撃!といきたいところですが…

  • 東京ガスの一般料金より約3%安い
  • ガスセット割適用で1,200円割引
  • 申込みから1年間、5%割引

これまたパっとしない感じです。東京ガスで「電気+ガス」のセット割を適用した方が安く、クックパッドの有料プランを利用できるなど、サービス面でも劣っている気がします。

電力自由化の方が1年先に開始したので東京ガスの方が有利だったかもしれません。とはいえ、これだけ顧客離れが激しいのに、焦りを見せない料金体系にビックリです。未だ独占し続けている送電事業があるから余裕なんでしょうが、この企業体制に気分の良い人はあまりいないはずです。

東京電力「電気・ガス」の評判・口コミ

新電力への切り替えを検討している人や、既に切り替えた人たちの口コミをまとめてみたので参考にしてください。

電気代に関連する口コミ

決して悪い内容のツイートだけピックアップした訳じゃありません。様々なキーワードで検索しても上記のような投稿ばかりで、東電の電気代が安い!と言っている人は皆無でした。

一番下のツイートには共感を覚えましたが、東日本大震災の原発問題がありながら、給与水準がこれだけ高いのは違和感ありますよね。ネットで検索しても疑問に感じている人は多かったです。

赤字が続く関西電力と九州電力は、賞与カットなどにより、震災前に比べて平均200万円以上の年収減となったままです。ついに2014年度には、4社の中で東電が最高の平均年収(709万円)となっています。

これって、かなり違和感がありますよね。

出典:PRESIDENT Online

給与を下げるなどし、被害に遭われた方に充てればいいのに…

東京電力を利用し続けている人たち

東電が好きで使い続けているというより、新電力の選び方が分からない、手続きが面倒といった理由が多かったです。この人たちが一斉に切り替えしたら、東電は一体どうなってしまうのでしょうね。

新電力に切り替えた人たち

新電力に切り替えて高くなった人は1人もいませんでした。

それもそのはず。上記で紹介した電気料金を見れば分かる通り、少しでもお得になってもらおうと設定した料金ではなく、分かりにくく微妙な感じでした。

会社の信頼性は1番かもしれませんが、切り替えた人たちの口コミを見る限りでは利用するメリットはない気がします。

「不適切な訪問営業7200件」で炎上

2月6日に発覚した「東電の不適切な訪問営業問題」。口頭で契約を済ませてしまう悪徳訪問会社のような営業スタイルだったようです。

東京電力は電力とガスの訪問販売で、必要な書類を渡さずに契約の手続きを行う不適切な対応がおよそ7400件見つかったと発表しました。
電力やガスの契約を訪問販売する際には、販売価格などが記された「重要事項説明書」という書類を渡した上で、契約を進めることが法律で定められています。しかし、東京電力によりますと、一部の地域でこの書類をその場では渡さず、口頭で契約を交わした上で、後日、郵送するという不適切な対応を行っていました。こうした不適切な対応は、首都圏と関西エリアで合わせておよそ7400件見つかったということです。

出典:@niftyニュース

いくら顧客離れが激しいからといって、下請けの営業会社がこれじゃあ信用できませんよね。

ただ気になることがひとつあって、ネットでは炎上する話題になっていたのにテレビではやっていない!多くのキー局でスポンサーになっているから流さないのか?しかも、HHKのネットニュースサイトにも当該記事があったはずが、なぜか削除されている始末…。

テレビよりスマホが主流となった今、金と権力があれば何でもありなのはもう通用しない。ってことまだ分からんかな・・

まとめ

東京電力についていろいろと述べてきましたが、まとめると「おすすめしない電力会社」です。

電気代が気になっている人には「新しい料金プラン」で待ったをかけ、無知な人にはそのまま高い料金プランを継続させる。また、不適切な営業があったにも関わらず、7400件見つかるまで公表しない意識レベル・管理不足の低さ。

だったら、毎月の電気代が安くなる”やる気のある新電力”の方が良いと思いませんか?

私は二度と東電とは契約するつもりはありません。同調してもらえるなら、当サイトでおすすめしている新電力などを是非確認してください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です