商店・店舗・事務所などを利用している法人及び個人事業主の方々へ、2018年現在最も電気代が安くなる新電力をランキング形式で紹介します。
先に宣言しておきますが、当サイトは比較サイトのように広告主(クライアント)重視でおすすめなどは致しません。そんな事をしても大して儲からない(本音)というのもありますが、少しぐらいは他人の役に立ってみたい気持ちが前々からありました。
電気の切り替えであれば自分でも経験していますし、関連する仕事に関わっているので一般の方には伝わらない裏話も沢山知っています。そういった情報をフル活用して選ばせてもらったので、読んでもらえればきっと無駄な時間にはならないはずです。
ただ、これから紹介することを鵜呑みにはしないでください。最終的に切り替え先の状況やお住まいのエリアなど総合的に判断し、電話するなどして確証を得てから申込みましょう!
こちらの記事の更新は停止しています。最新の情報をご覧になりたい方は、クラシェルジュの「電力会社の比較サービス」をご利用ください。
クラシェルジュは、日本最大の電力会社比較サイトです。法人向けの大容量プランでありながら、最安の電力会社がかんたんに見つけられますよ。
ランクインさせた新電力を選んだ基準
店舗や事務所の電気代を安くできる新電力を紹介していきますが、今回選ばせてもらった材料は以下の情報となります。
- 特別な条件をクリアしなくても安くなる
- 実際に利用している方々の満足度
- 電気代以外のメリット・デメリット
- 切り替え後のアフターフォロー
これ以外にも比較すべきことは沢山ありましたが、さすがに自分ひとりの力では以上の項目で精一杯でした。もし、他にも比較して欲しいことがある場合は、公式HPなどで確認してください。
※読みやすさを重視した為、電気料金は「関東・関西エリア」のみ紹介します。
1位:ハルエネでんき
自分で申込みしたところを1位にするのはちょっと気が引けましたが、総合的に判断してハルエネでんきに切り替えるメリットはかなり大きいです。正直、電気料金のみで比較すればもう少し下位だと思います。しかし、それ以外の付加価値を知れば欠かせない新電力だと分かるはずです。
ハルエネでんきの評判や口コミまとめ!辛口評価だけは絶対に見逃すな
ハルエネでんきの電気料金
関東エリア | 関西エリア | |
1段階 | 19.52円 | 17.40円 |
2段階 | 26.00円 | 21.68円 |
3段階 | 28.52円 | 24.20円 |
基本料金 | ||
30A | 842.4円 | 388.8円/1kVAにつき |
40A | 1123.2円 | |
50A | 1404.0円 | |
60A | 1684.8円 |
ハルエネでんきは電気の使用量が多い「法人・個人事業主」をメインターゲットにした料金体系となっています。その為、1段階・2段階の従量料金はこれまでの大手電力会社と同じで、1万円弱の電気代から適用される3段階から急激に安くなります。
テレビCMなどで見かけることがないので認知度はそこまでありませんが、店舗や事務所で使用される低圧部門では以下の実績を持つ新電力です。
少し前に電気新聞にハルエネが取り上げられてました!
嬉しい記事です。
これもハルエネでんきの販売店様や、ハルエネでんきを選んでいただけたお客様のお陰です。ありがとうございます!!#ハルエネ #ハルエネでんき pic.twitter.com/m5vFLkGCVH— 【公式】ハルエネでんき (@HALUENEofficial) 2018年2月1日
ハルエネでんきのメリット
- 5%以上削減できる電気料金
- シンプルな料金プラン
- 法人(みなし法人)に特化したサービス
- 高額キャッシュバック
- 供給エリアの広さ
当たり前のことですが、ハルエネでんき最大のメリットはやはり安い電気料金です。3万円以上の電気代であれば約5%のコストカットができ、煩わしい手続きなしで分かりやすいシンプルプランが魅力です。
ただ、それだけなら他の新電力を選んでいます。実は、もうひとつ見落としがちなメリットがありまして…。それは・・
他社には真似できない高額キャッシュバック
代理店経由の申込みが必須となりますが、こんなにもらっていいのか?と感じるほど高額キャッシュバックの特典がありました。
申し込みの際に代理店から「特典の金額は他言無用でお願いします」と言われたので金額を公開できませんが、これほどのキャッシュバックをしている新電力はないはずです。
電気代か?その他の特典か?どちらか選ぶわけじゃなく、どちらも提供してくれるハルエネでんきは検討する価値ありです!
2位:Looopでんき
一般家庭向けでは成長率No.1といっても過言ではないのが「Looopでんき」です。当サイトでも何度か紹介していますが、料金プランの分かりやすさと電気代削減率に関しては1位でもおかしくないお得さです。
Looopでんきの利用者が暴露!真実の評判・口コミまとめ【2018年最新版】
Looopでんきの電気料金
関東エリア | 関西エリア | |
1段階 | 26円 | 22円 |
2段階 | 26円 | 22円 |
3段階 | 26円 | 22円 |
基本料金 | ||
30A | 0円 | 0円 |
40A | 0円 | 0円 |
50A | 0円 | 0円 |
60A | 0円 | 0円 |
ご覧の通り、Looopでんきは「基本料金0円」です。また、1段階~3段階の従量料金がある他の電力会社とは違い、使用料に関係なく同じ単価となります。
新電力へ乗り換えたのは未だ4%程度と言われていますが、その原因は電気料金の不透明さにあると思います。しかし、Looopでんきの革命的な料金プランがきっかけで乗り換える人は多く、独占市場に風穴を開けてくれました。
あまり電気を使用しない層だと高くなってしまうデメリットはありますが、店舗や事務所でそれなりに使っていれば最低でも5%以上の削減ができるでしょう。
Looopでんきのメリット
- 基本料金0円
- 解約違約金0円
- 使用量が多い分、お得な従量料金
- 供給エリアの広さ
Looopでんき最大のメリットは基本料金0円でしょう。毎月、使った分の電気代を払えば良くなるので、節約への意識も高くなりコストカットに繋がると思います。
更に、解約する時の違約金も0円なんです!一般家庭より契約期間が長い店舗や事務所にはそこまで重要な項目ではありませんが、移転や廃業時に無駄なコストを払う心配がなくなります。
この記事を書いている今現在、自宅の電気をLooopでんきにしようか迷っているところです(笑)皆さんもご自宅含め検討されてみては?
3位:東京ガス
都市ガス最大手の「東京ガス」です。ガスの自由化で顧客を奪われる前に被害を最小限にしたかったのか、他の新電力と比較しても料金の安さはトップクラスです。今現在、都市ガスで契約しているなら一見の価値ありです。
東京ガスの電気料金
関東エリア | 関西エリア | |
1段階 | 23.24円 | なし |
2段階 | 23.45円 | |
3段階 | 25.93円 | |
基本料金 | ||
30A | 842.40円 | なし |
40A | 1,123.20円 | |
50A | 1,404.00円 | |
60A | 1,684.80円 |
100以上の新電力を調べてきましたが、東京ガスの電気料金は納得の安さです。1位、2位で紹介した新電力よりも安い料金プランとなっており、東京電力から切り替えれば平均して5%以上のコストカットはできるはずです。
但し、注意しなくてはいけないのが…
店舗や事務所ならおそらく問題ないですが、申込みする前に「高くなる可能性はないのか?」しっかり確認してください。
東京ガスのメリット
- 業界トップクラスの安さ
- 企業の知名度と信頼性
- 都市ガスとのセット割
安さだけで東京ガスを選んでも後悔することはないと思います。一人暮らしやよほど電気を使わない世帯でない限り、乗り換えて電気代が高くなることはないでしょう。
また、東京ガスの本業である都市ガスを利用している場合は「ガス・電気セット割」が適用でき、電気の基本料料金が年間3,000円ほど安くなります。更にインターネットを含めた「東京ガストリプル割」というセット割もありますが…
その場では得している気がしても、結局は損することに
電気やガスと比べ、ネット回線の契約はより複雑です。しかも、契約時にもらえるキャッシュバックがないうえ、解約時の違約金なども別に発生します。
その為、電気とガスのセット割ならまだしも、それ以上のサービスを組み合わせるのは後に後悔する可能性があるので止めておきましょう。
4位:東京電力
小売の自由化によって電力業界最大手「東京電力」の顧客がどんどん減少していく中、指を咥えたまま黙っていると思っていませんか?少しでも流出を防ぐために新料金プランを発表したり、供給エリア(現在、関東・中部・関西)を徐々に拡大しています。
東京電力の電気料金
関東エリア | 関西エリア | |
1段階 | 19.52円 | ~300kWh:24.70円 300kWh~:25.92円 |
2段階 | 25.98円 | |
3段階 | 30.02円 | |
基本料金 | ||
30A | 842.40円 | 280.80円/1kW |
40A | 1,123.20円 | |
50A | 1,404.00円 | |
60A | 1,684.80円 |
上記の料金プランは「スタンダードS」ですが、動力プランを一緒に利用することでお得になる「ビジネスパック」など豊富なプランが揃っています。
関東エリアにお住いの方からすればお馴染みの電力会社で、そこまでメリットを感じられる電気料金ではありません。しかし、それ以外のエリアだと思っている以上に評判が良く、コスト削減できた声が多数投稿されています。
電力自由化で関西電力から別の電力会社に変えようと思っていた時に東京電力を見つけました。大きい会社で信頼もあるので契約しましたが、1年前の同じ月より5,000円ぐらい安くなりました!
このような口コミが他にも沢山あり、小規模オフィスで東電へ切り替えた方もいたので、安くなるのは間違いないと思います。
東京電力のメリット
- 企業の安定性と信頼性
- 関東エリア以外の安い電気料金
- ガスとのセット割
東京電力は6兆円以上の売上高を誇り、国内の電力業界でも頭一つ出た存在です。大して実績のない新電力に大切なインフラを任せたくない方は多く、信頼と実績の東京電力を選ぶのは自然な流れだと思います。
また、ガス自由化によって生まれた「電気+ガス」のセット割では、ガス料金が3~5%程度、電気代が年間1,000円以上コストカットできます。
条件によっては、一般電気事業者である東京電力が最もお得になるケースもあるので、新電力のひとつだと思って候補に入れておきましょう。
5位:HTBエナジー
HTBエナジーは、旅行代理店「HIS(エイチ・アイ・エス)」のグループ会社「ハウステンボス」が運営する新電力です。一般家庭向け、店舗や事務所向けともに”一律5%OFF”と分かりやすい料金プランとなっています。
HTBエナジーの電気料金
関東エリア | 関西エリア | |
1段階 | 18.46円 | 15.66円 |
2段階 | 24.62円 | 18.60円 |
3段階 | 28.44円 | 19.00円 |
基本料金 | ||
30A | 800.28円 | 194.40円/1kVA |
40A | 1067.04円 | |
50A | 1333.80円 | |
60A | 1600.56円 |
関東エリアは分かりやすく5%削減できる料金になっており、基本料金まで割引に含まれるお得さです。関西エリアに関しては、基本料金が50%OFF、従量料金も10~23%OFFと破格の設定になっています。
電気節約とは関係ありませんが、HTBエナジーに申込みすると「お客さま専用ポータルサイト」が付与され、電気使用量の動向を見ることができます。
HTBエナジーのメリット
- 一律5%以上割り引かれる電気料金
- HISの旅行代金割引
- 使用量が分かるポータルサイト
HISのグループというだけで信用はありますし、あの「ハウステンボス」が運営していると聞くと、なんか良さそうな新電力に思えてきますよねw
電気料金に関しても一から5%OFFで安定した安さを提供しており、単身や電力量の少ない世帯に向いている料金プランになっています。その他には「HISの旅行代金割引サービス」や「電気の見える化サービス」などもあります。
しかしながら、商店や店舗は休日・祝日も稼働していることが多いはずですが、HTBエナジーは平日の10:00~18:00しか電話対応ができません。
他にも平日対応していない新電力は沢山あるので、そのような対応で困ることはないか?契約前にしっかりと確認するようにしましょう!
まとめ
店舗や事務所などの電気代を安くしてくれる新電力を紹介しましたが、個人的な見解を含むランキングです。お住まいのエリアや現在の電気料金などによってもお得度は変わるので、いくつかの新電力を自分でも比較して決めてください。
最後に、今回紹介した新電力よりお得なところを見つけ次第、こちらのページを更新することにします。他にも役立つ記事が沢山あるので、時間のある時にでも是非ご覧ください!